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オーストラリアは利上げをせず

      

日本やアメリカ、EUなどが金利を上げられないでいられるなかで、ぐんぐん金利を上げてきたという印象があったオーストラリアですが、2月につづいて3月も4ヶ月連続で金利は据え置きになった。

とはいえ、4ヶ月前に利上げをしたことや、12月には洪水があったことなどを考えると、予想通りと言えば予想通り。

オーストラリア準備銀行が出した声明文では、グローバルな経済状況についてアジア地域の非常に力強い経済成長に牽引される結果、引き続き拡大している。とのこと。さらにニ、三ヶ月の商品価格の上昇で多くの国においてインフレの傾向があるため、金融引き締めに動く国があるものの、全般的には金利政策は依然として緩和的である。」と述べている。
また、全般的なマクロ経済見遍しを考慮すると、現在のやや景気抑制的な金融政策のスタンスは適切である。」との認識を示している。

また、オーストラリア経済については、「交易条件が1950年代以来の高水準にあり、所得の伸びも強い。」としたうえで、「民間投資は、商品価格が高水準であることを受け、資源セクターを中心に上向いている。」として、「引き続き経済が堅調に推移している。」との認識が示されました。あわせて洪水等の影響については、「一時的に生産は減少したものの、今後数ヶ月で回復する見通しであり、復興活動が進むにつれて需要が徐々に押し上げられる見込み。」との見通しが示され、影響が限定的であるとの見解を公に表しています。
今回の声明を受けて、オーストラリアドルの対円レートは、3月1日18時現在、前日よりやや上昇し、1豪ドル83円60銭前後で取引されています。今後の政策金利の動向については、オーストラリア準備銀行が現行の政策金利は「適切」であると認識していることや、「洪水の影響で生産が減少したことにより、いくつかの農産物の価格上昇はあったものの、一時的なものであり年内に低下する」と認識していることから、すぐに引き上げられる可能性は低いと見られています。
一方、オーストラリア経済は、引き続き高成長を続ける中国・インドなどのアジア諸国に対して、資源を輸出することで、アジアの高成長を自国経済の成長に取り込める好位置にあり、堅調な成長を今後も持続できる可能性が高いと見られています。そのため市場では、中長期的には追加利上げの可能性もあると考える向きがあります。

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